街を歩いていると、たまにあります。前を普通に歩いていた人が、突然ポケットからタバコを取り出して火をつける瞬間。
そして数秒後、こちらの顔に煙がふわ〜っと流れてくる。
あの瞬間、心の中では『今ここで吸うんかーい!』と小さくツッコミを入れています。もちろん声には出しません。僕は平和主義です。
僕の対処法は「ほんの少し早歩き」
そんな時に僕がよく使う方法があります。それが、いつもより若干早歩きして、その人の前に出ること。
ポイントは『若干』です。全力疾走ではありません。急にダッシュしたら、それはそれで『この人どうした?』となります。
あくまで普通の顔をしながら、歩く速度を1.2倍くらいにアップ。心の中では『追い越し作戦、開始!』くらいのテンションです。
そして横を通り過ぎたら、そのまま少し距離を取ります。うまく前に出られた瞬間は、誰にも理解されない小さな達成感があります。
戦わない。注意もしない。ただ静かに煙の前へ出る。
これが自分の中では、一番平和で簡単な方法です。
意外と始まる「歩道上の静かな攻防」
ただ、いつもうまくいくわけではありません。
こちらが少しスピードを上げた瞬間、相手もなぜか歩くのが速い時があります。
『あれ?追いつかないぞ?』
こっちはタバコの煙から逃れたいだけなのに、いつの間にか知らない人とのウォーキング大会が始まっています。
別に競争しているわけじゃないのに、負けられない戦いみたいになる。
こういう時は無理に追い越そうとせず、道幅や周囲の人、自転車などに注意しながら、距離を取るようにしています。
追い抜けた時の謎の爽快感
タイミングよく前に出られると、急に空気がきれいになったような気がします。
たぶん実際にはそこまで劇的に変わっていないんでしょうけど、自分の中では『脱出成功!』です。
そのまま何事もなかったような顔で歩き続けますが、心の中では少しだけガッツポーズ。
日常のストレスって、こういう小さな工夫で意外と軽くできるんだなと思います。
無理せず、自分が快適な方法で
もちろん、状況によっては追い抜かずに距離を空けたり、少し別の道を歩いたりすることもあります。
僕の場合は、進行方向が同じなら『少し早歩きして前へ出る』のが一番ラクでした。
相手に何か言うわけでもなく、自分も嫌な気分を引きずらずに済みます。
嫌なことがあった時、全部真正面から対応しなくてもいい。ちょっと位置を変えるだけで解決することもあります。
今日もどこかの歩道で、煙を感じた瞬間に僕の歩行速度が1.2倍になっているかもしれません。


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